生物多様性緑化研究部会
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連絡先: 倉本 宣 kura(あっと)isc.meiji.ac.jp ※(あっと)は@におきかえてください
世界でも特に活発な取り組みが見られる「シチズンサイエンス」を活用した研究活動の検討を行っています。
欧州諸国では、 科学への市民参加は科学の発展推進を後押しするだけでなく、エビデンスに基づいた社会づくりをする上で重要だと考えられており、行政や企業が取り組む事例も多く見られます。これまでの活動や研究をいかして、日本の自然環境保全行政への活用に取り組んでいます。
<部会長>
倉本 宣 (明治大学) kura(あっと)isc.meiji.ac.jp ※(あっと)は@におきかえてください
最新情報
河川の氾濫や土砂崩れなど災害は、発生の際にその土地の履歴との関係が語られます。
現在、生田緑地の公園内にある枡形山は、多摩丘陵が突き出た場所にあり、展望台が設置され見晴らしのよい場所ですが、枡形山周辺は枡形城跡とも呼ばれ、武士によって地形が改変されたともいわれています。改変されたかもしれない時代にさかのぼって、歴史や土地利用をたどってみませんか。
10月には中西先生に講演会を行って頂き、たいへん好評でした。今回はその内容を、中西先生にご案内いただきながら、じっくり・しっかり現地で確認したいと思います。
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左の写真は枡形山から北西方向の見晴らしです。多摩川の方へ下っていくと急斜面になります。生田緑地は多摩丘陵の地形を生かした緑地公園で、園内には四季折々の見どころを紹介するビジターセンターや自然探勝路があります。 |
日 程: 2019年1月19日(土) 10時〜12時
場 所: 生田緑地
集 合: 10時 生田緑地 東口ビジターセンター 2階
神奈川県川崎市多摩区枡形7−1−4 向ケ丘遊園駅(南口)から徒歩 約15分
http://www.ikutaryokuti.jp/hp/access.html
(バスを利用する場合)
「向ヶ丘遊園駅」下車 南口バスターミナルから市営バス「溝19系統」乗車
「生田緑地入口」で下車。 徒歩約3分で東口入口です。
参加費: 無 料
定 員: 20名 ※先着順に受付します
講 師: 中西望介 (戦国史研究会)
日本緑化工学会 生物多様性緑化研究部会
部会長:倉本 宣(明治大学農学部) kura★meiji.ac.jp ※ ★を@に置き換えて下さい
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災害の発生の際にその土地の履歴との関係が語られます。
枡形山周辺は武士によって地形が改変されたともいわれています。改変されたかもしれない時代にさかのぼって、歴史や土地利用をたどってみませんか。
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写真は枡形山から北西方向の見晴らしです。講演会の前後の時間を使って、枡形山広場に行ってみると、その地形の特徴がよくわかると思います。地形の観察などと合わせて ぜひご参加下さい。 |
日 程: 2018年10月7日(日) 10時〜12時
会 場: 川崎市 生田緑地整備事務所 2階 市民活動室
神奈川県川崎市多摩区枡形6丁目26-1 向ケ丘遊園駅(南口)から徒歩 約18分
http://www.ikutaryokuti.jp/hp/access.html
参加費: 無 料
定 員: 約30名 ※先着順に受付します
講 師: 中西望介 (戦国史研究会)
日本緑化工学会 生物多様性緑化研究部会
部会長:倉本 宣 eco(あっと)meiji.ac.jp ※(あっと)を@に置き換えて下さい
※参加申込みは 9月27日までに メールでお願いします
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日 程: 日時:2018年9月15日(土)13:30〜15:30
会 場: 東京都市大学 横浜キャンパス 3号館 3階33I教室
企画者: 倉本宣(明治大学)
倉本宣(明治大学) 五味高志(東京農工大学) 知花武佳(東京大学)
金子弥生(東京農工大学) 岡田久子(明治大学) 伊東静一(明治大学)
都市河川のような多摩川での礫河原の再生(すべての再生事業?)では、「かつての河原に戻す」ことは、これまでに採取された礫の量と礫の供給量の関係から、もはや困難になっている。保全対象となる生物相(たとえばカワラノギクなど)が最低限必要とする礫河原の配置や規模などが重要になる。逆に、河川敷内の樹林地や草地をハビタットとする動物にとっては、礫河原の配置や規模などをどのように捉えるべきかの検討も必要である。そこで、礫河原の生態的機能が維持される、ダイナミズムを維持できる規模と配置について検討したい。
あわせて、河川敷に近接して居住している市民に対するアンケートの結果についても報告し、自然側からの検討と対比する。
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これまでの研究成果が応用されて礫河原再生事業が進められています。しかし,樹林や草原になった河原を礫河原に戻すことには反対もあります。さらに,現在の礫の供給との関係で,どれだけの礫河原が維持できるのか,その配置をどのようにしたらよいかには知見がありません。そこで,砂防学,土木工学,保全生態学,陸水学,環境教育学,緑化学の研究者が共同して取り組むことにしました。その,問題意識とスタートに近い時点での成果を共有すべくシンポジウムを企画いたしました。
倉本宣(明治大学) 礫河原の潜在的規模と配置研究の意義と課題
奥田晃久(国土交通省河川環境課)礫河原に対する考え方と課題
五味高志(東京農工大学) 礫供給は減少しているのか
知花武佳(東京大学) 礫河原はどこまでコントロールできるのか
岡田久子(明治大学) 礫河原とワンドの空間的分布
金子弥生(東京農工大学) 礫河原のアンチテーゼとしての樹林地・草地
伊東静一(明治大学) 河川敷の自然についての合意形成は可能か
倉本 宣 (明治大学) kura(あっと)isc.meiji.ac.jp
※(あっと)は@におきかえてください
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日時: 2009年10月24日(土曜日) 14時40分〜16時10分
場所: 明治大学生田校舎農学部2号館2−300番教室
講師: 服部保先生(兵庫県立大学教授)
テーマ: レフュージアと植栽のあり方
これに先立って、大学院特別講義として同じ演者により同じ教室で13時から「種数―面積関係からみた生物多様性」の講演があります。
この講演も聴講できます。
申し込み先 kura@isc.meiji.ac.jp 明治大学農学部 倉本 宣 (当日参加も可能です。)