「都市の沿岸防災と緑化」　〜42回大会　公開特別シンポジウム

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日本緑化工学会では、第42回大会において、公開シンポジウム「都市沿岸防災と緑化」を企画致しました。

地震・津波災害・原発事故をもたらした東日本大震災は、わが国の自然環境の厳しさを改めて私たちに教えてくれるとともに、都市のあり方にまで大きな反省を迫っています。私たちは公開特別シンポジウムを開催し、海岸埋立地の液状化や海岸林に関する被災状況実態調査を踏まえ、沿岸部の海岸林や近郊緑地、市街地内の緑地がどのような役割を果たしたのか、どのような問題があったのか、データをもとに検証します。これらの議論を通して、東海沖地震等の発生も予想される中、これから、いかに安全性が高く潤いがあるまちづくりが可能か、緑地にはどのような役割が期待され、どのような改善策があるのか、市民とともに考えたいと思います。
関心あるすべての皆さまの参加をお待ち申し上げます。

日程：　2011年9月11日（日）　14:00〜17:00
場所：　千葉大学（西千葉キャンパス）けやき会館大ホール（42回大会会場）
　　　　JR西千葉駅、京成みどり台駅から徒歩１０分　千葉大学正門隣
プログラム
挨拶：　東日本大震災に学ぶ緑地の課題　　日本緑化工学会会長　小林達明
基調講演：　地形・地盤と都市の地震防災　　千葉大学　中井正一
講演
　浦安地区地盤液状化の現状と緑地の役割　−都市緑化研究部会震災調査結果速報−　東邦レオ（株）　木田幸男
　海岸林の機能と津波への応答　　東京都市大学　吉崎真司
　企業緑地の生物多様性評価と防災　　（株）竹中工務店　三輪　隆
ディスカッション：
都市沿岸防災における緑化の役割と戦略　　コーディネータ：　大阪府立大学　藤原宣夫
　
全体司会：鈴木弘孝（城西国際大学）

問い合わせ先：城西国際大学　鈴木弘孝
TEL: 0475(53)2175　E-mail: suzukih(at)jiu.ac.jp　　※(at)を@に直して下さい

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