研究集会・シンポジウム

シンポジウム「生物多様性に配慮した公共事業の推進にむけた取り組み」の開催
第42巻第2号 特集・報告「生物多様性に配慮した公共事業の推進にむけた取り組み」<2016.11.30発行>

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(A4・ワードファイル)

シンポジウム「生物多様性に配慮した公共事業の推進にむけた取り組み」

生態・環境緑化研究部会/斜面緑化研究部会 合同企画

生態・環境緑化研究部会と斜面緑化研究部会は、第46回大会(2015年9月・日本大学生物資源科学部)にて合同研究集会を開催しました。 当日の質疑応答の内容などを含め、学会誌41巻4号(2016年5月発行)に報告を掲載致しました。
この研究集会では、たくさんの主体や関係者に周知するためにも、多くの地域で同様の研究集会を行うべきだとのご意見を多数頂戴いたしました。そこで今回、仙台で東北環境事務所および宮城県からの事例を含めて議論するシンポジウムを企画いたしました。

この行事は、緑化・環境CPD 認定プログラムです。(120分/2.0P)

緑化・環境CPDについては、こちらのURL(緑化・環境CPD協議会のサイト)をご参照下さい。

企画概要 日本緑化工学会では、地域性の植物資源を用いた緑化・自然再生の事例・問題提起などを収集し、公開してきました。緑化植物における外来植物から地域性在来植物への転換、侵食防止を主目的とした緑化から生物多様性の保全に配慮した自然回復への転換、等に向けた取り組みを進めて参りましたが、課題解決にはまだ道半ばです。
2015年10月27日に新しい「自然公園における法面緑化指針」が環境省から公表されました。「指針」の内容と考え方、東北地方の自然公園における管理方針の概説や取り組み、指針に沿った緑化をするために必要となる環境区分に応じた事業の組立や植物材料の選定方法などについて、また、先進緑化事例からみた、社会的課題やその解決方法を議論しました。

シンポジウム概要

日程および会場
日程: 2016年7月3日(日)14:00〜16:00
会場: 東京エレクトロンホール宮城 401号室
    仙台市青葉区国分町3-3-7  http://miyagi-hall.jp/
プログラム
14:00〜14:10 開催趣旨の説明 生態・環境緑化研究部会幹事
14:10〜14:30 話題提供 1
 「自然公園における法面緑化指針」の概説 および 生物多様性に配慮した植物材料供給の最前線
 入山 義久 生態・環境緑化研究部会幹事・自然公園における法面緑化指針策定検討会委員/雪印種苗株式会社
14:30〜14:50 話題提供 2
 東北における国立公園・自然公園の保全・管理について
 佐々木 真二郎 環境省東北環境事務所
14:50〜15:10 話題提供 3
 生物多様性保全に配慮した先進事例の紹介 〜栗駒国定公園内における植生回復事業
 佐々木 淳 宮城県環境生活部自然保護課
15:10〜15:30 話題提供 4
 立地環境に応じた環境区分(環境保全水準)をベースとする斜面緑化の必要性
 吉田 寛 斜面緑化研究部会幹事/東興ジオテック株式会社
質疑応答・意見交換 話題提供者を中心に、ディスカッション

企 画

生態・環境緑化研究部会  斜面緑化研究部会

後 援

環境省 宮城県

お問い合わせ・参加申し込み

 生態・環境緑化研究部会 幹事 中村華子
 e-mail:hana-n(あっと)tkb.att.ne.jp   ※(あっと)は@におきかえて下さい
 電 話:03-3341-3953 Fax.03-5362-7459
 ※ 資料の準備の都合上、できるだけ事前にお申し込み下さいますようお願い致します。
 当日参加も歓迎です。直接会場へお越し下さい。

ご案内

なお、7月2日午後には仙台周辺にて海岸林造成地の現地見学会、7月3日午前は当シンポジウムと同会場で日本緑化工学会企画・事業部会および防災緑化研究部会による討論会「海岸林再生の取組みとこれから」および「熊本地震緊急報告会」を開催いたしました。

現地見学会・討論会「海岸林再生の取組みとこれから」 
3日 12:30〜13:30 熊本地震の緊急報告会

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特集:生物多様性に配慮した公共事業の推進にむけた取り組み

日本緑化工学会誌 第42巻第2号 <2016.11.30発行> に本シンポジウムの報告を含む
特集「生物多様性に配慮した公共事業の推進にむけた取り組み」を掲載

1.生態・環境緑化研究部会/斜面緑化研究部会 合同シンポジウム(2016年7月3日 仙台市にて開催)
  「生物多様性に配慮した公共事業の推進にむけた取り組み」の報告
・シンポジウムの経緯と開催概要 中村華子
・話題提供の概要/意見交換と質疑応答/シンポジウムを終えて 小野幸菜
2.「自然公園における法面緑化指針」の概説 
    および 生物多様性に配慮した植物材料供給の最前線  入山義久
3.環境区分をベースとする斜面緑化の計画検討の必要性  吉田 寛
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