第53回日本緑化工学会大会は【日本緑化工学会・日本景観生態学会・応用生態工学会 3学会合同大会
『ELR2022つくば』】として、2022年9月21日〜24日につくば国際会議場およびその周辺で開催しました。
本大会は、会場開催およびオンライン形式を組み合わせたハイブリッド形式で実施しました。9月20日にはエクスカーションを、9月21日には公開シンポジウム「Nature-positiveを実現させるには−2030年にむけて−」を開催しました。
日本緑化工学会と、日本景観生態学会、応用生態工学会の3学会は、ともに生態分野の応用的研究を行う学術団体であり、研究者間の交流、研究成果の公表体制の強化などをねらいとして、英文誌LEE(Landscape and Ecological Engineering)発行などの協力・連携活動を行ってまいりました。また2008年,2012年,2017年には一層の連携を図るため、合同大会であるELRを実施してきました。今回は4回目となる合同大会の開催となります。
今回の『ELR2022つくば』のテーマは ネイチャーポジティブ(Nature Positive)としました。これは「生物多様性の減少傾向を食い止め、回復に向かわせる」ことを指し、2030年までの達成が国際的な目標になっています。目標達成には社会・経済に変革を起こし 自然資本を持続可能なように利用することが必要となるため、環境保護の観点だけでなく、ビジネス界からの関心もかつてなく高まっています。このネイチャーポジティブの実現に向けて何が必要か,何かできるかについて,人と自然が関わる場を主な研究対象にしている3学会で連携して みんなで考えたいと思います。公開シンポジウムでもこのテーマで議論を行う予定です。
各学会の会員の皆さまからの関連する研究発表や革新的な議論を期待しています。
なお、本大会の行事はすべてCPDポイントの対象となります。詳細は改めてご案内いたします。
(会員のみなさまへ) 「第53回日本緑化工学会大会」の3学会合同大会『ELR2022』としての開催について
大会特集号の投稿による発表申し込みとは別に、大会(期間)の参加には申し込みが必要です。お忘れ・手続き漏れのないようご注意下さい。
本大会の参加費は以下の通りです。できるだけお早めの登録をお願い致します。
大会参加費の支払いは,ELR2022のウェブサイトの参加登録システムから申し込みをお願いします。
団体等の請求書払いについても ELR2022のウェブサイトに記載する手順に従って所定の期日までに手続きと支払いをお願いします。
当日参加は会場受付で申し込みをお願いします。
※エクスカーション費用は未確定です.支払いは後日となります。
※懇親会については現時点では開催予定はありません。
大会参加費 | 期日(申込・入金) | 正会員・賛助会員 | 学生(会員・ 非会員共通) |
一般 |
---|---|---|---|---|
前納(早期割引) | 8月31日(水)まで | 5,000円 | 2,000円 | 8,000円 |
当日参加 | − | 6,000円 | 2,000円 | 8,000円 |
お問い合わせ:大会運営委員会 elr2022office(あっと)gmail.com ※(あっと)は@におきかえてください
研究集会は申込フォームで,7月8日(金)までに申し込んでください。集会名,内容(300 〜 400 字程度),代表者の氏名・所属・連絡先住所・電話番号・FAX 番号・E-mailアドレス,参加予定者数を記入してください。
工法、自然再生技術、分析・調査器具、および図書など技術や商品の展示を行うものです。団体名、担当者氏名、連絡先住所、電話番号、FAX 番号、E-mail アドレス、希望展示面積(単位数)、簡単な出展内容をご連絡下さい。お申し込み受付後、展示面積と方法に関する打合せをいたします。
1 件の展示面積は5 〜 10 m2 を標準面積単位として予定しています。テーブル、椅子、パネルなどの準備は事務局で行います。他に必要なものは各自ご準備下さい。電気使用が必要な場合は、申込み時にご連絡下さい。
出展費用は、1 標準面積あたり10,000 円(応用生態工学会の賛助会員は無料、日本緑化工学会の賛助会員および日本景観生態学会の団体会員は5,000 円)です。
「ELR2022 つくば」では、公式WEBサイトへのバナー広告を募集いたします。
メールに、ご希望の内容を記入いただき、下記運営事務局までお申し込みください。
応募数が多い場合は賛助会員優先で抽選とさせていただきます。決定後、作成したバナーをお送りいただき8月1日頃から掲載させていただきます。
(掲載イメージ)
例年、日本緑化工学会・研究発表会の発表は、学会誌特集号への投稿が必要な「論文部門」と「技術報告部門」での発表と、学会誌への投稿を必要としない(要旨の提出は必要)「研究交流発表部門」の3つに分けて行われています(申し込みを受けつけています)。
今年はELR合同大会となるため、論文部門/技術報告部門/研究交流発表部門の発表、討議につきまして いずれも1ページの要旨を提出していただきます。
特集号の投稿/「論文部門」と「技術報告部門」部門での発表申し込みについては,下記リンクの「大会特集号への発表・投稿申し込み」を参照してください。 また、特集号の投稿とあわせて発表する大会参加を「緑化工学会経由での申し込み」とするよう、ご注意ください。
論文部門と技術報告部門の発表・投稿申込みは、こちらに掲載されています。
日本緑化工学会誌第48巻1号・第53回大会特集号への 投稿・発表申込みのご案内・要領など
今回 研究交流発表部門に相当する発表申込みは,ELR2022共通の発表申し込みとして受付します。
発表希望者は、所属学会にかかわらず、ELR2022のウェブサイトで発表申し込みを入力して下さい。口頭、ポスターとも発表申込みの締め切りは7 月15日(金)です。発表申込み後、要旨原稿を7 月31日(日)までに提出していただきます。原稿様式、提出方法は後日連絡いたします。A4 用紙で1 ページを予定しています。要旨は「ELR2022つくば要旨集」に掲載されます。
当日のプログラムは、所属学会にかかわらず、3 学会すべての発表から内容によって振り分けたプログラムを作成します。発表に査読はなく、参加・発表申込みと要旨の提出により発表ができます。発表形式には口頭とポスターがあり選択できます。口頭発表には発表賞、ポスター発表にはポスター賞が設けられる予定です。口頭及びポスターの発表方法(対面、WEB)について詳細が決まりましたら、ELR2022のウェブサイトでご案内いたします。
発表者は、ELR参加の3学会会員(正会員、学生会員、賛助会員に所属する個人)に限ります。連名者には非会員を含んでも構いません。会員登録を済ませていない方は、先に登録(ご入会)の上ご応募ください。
※ 要旨提出者は、大会での発表が義務づけられます。
※ 発表申込み件数によっては、口頭、ポスターの選択希望に添えない場合もあります。
当・日本緑化工学会と、景観生態学会、応用生態工学会の3学会は、ともに生態分野の応用的研究を行う学術団体であり、研究者間の交流、研究成果の公表体制の強化などを目的として英文誌LEEの発行など協力的活動を行ってまいりました。2008年には3学会合同で学術大会を開催するに至り、2012年に第2回を東京にて開催、2017年には第3回を名古屋にて開催し、今回は4回目の開催となります。開催につきましては、2021年9月に開催した定時総会において事業計画としてご承認いただいておりますが、改めまして下記のとおり、会員の皆様に概要をご案内いたします。
行事や発表への申込み/参加登録等については3学会共通の合同大会のホームページ等を中心にしたご案内になりますのでご了承下さい。ELR合同委員会からのご案内に従ってお申し込み下さいますようお願い申しあげます。
ご不明なことや困ったことがある方は、お気軽に学会担当者へお問い合わせ下さい。ご協力下さいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
1.大会名称 ELR2022(ELRは各学会の英文名称の頭文字をとったものです)
2.開催年月日 2022年9月21日(水)〜24日(土)の4日間 ※うち1日程度はエクスカーションの予定
3.開催地 つくば国際会議場(茨城県つくば市)および周辺地域
4.プログラム 研究発表(口頭・ポスター)、シンポジウム、エクスカーションほか
これまでの日本緑化工学会大会で行ってきた研究交流発表会、研究集会、資材工法展示についても実施予定です。申込方法を別掲しますので、希望者はELR実行委員会への申込みをお願いします。なお、研究集会は当学会の企画ができるだけ重複しないように事前調整させて頂きます。
5.発表申し込み
○ 論文部門、技術報告部門での発表は例年通り、大会特集号へのご投稿をお願い致します。
ELR全体の要旨集を作成しますので、学会誌の原稿の他に、A4用紙一枚程度の要旨作成をお願い致します。作成方法等詳しくは発表者へご連絡致します。
○ 研究交流発表部門は、ELR全体での発表として扱いますので、実行委員会へ参加/発表登録申込みをして下さい。要旨も3学会合同で発行する発表要旨集に掲載致します。
※研究発表のセッション割は、所属学会によらずテーマによって編成されます。
※「ELR2022」での発表は、他の学会,ICLEEを経由して申し込むこともできますが、その場合、「第53回日本緑化工学会大会」での発表とはなりません。大会特集号に投稿した方は必ず日本緑化工学会経由で参加登録をするようにして下さい。
※研究交流発表会(交流発表部門)については、ELR2022の一般発表として扱います。
※発表にはプレゼン/ポスター賞(検討中)が設けられる予定です。賞も3学会共通で選考します。
6.論文集・要旨集
発表論文・技術報告は、これまでどおり日本緑化工学会誌第48巻第1号(第53回大会特集号)に掲載されます。また、別にELR2022の発表要旨集が発行されます。そのため論文・技術報告部門の発表者は、別に要旨原稿を作成する必要があります。このことについては、発表者へ別途ご案内致します。
7.その他の学会行事
日本緑化工学会大会で、大会期間中に例年開催されてきた定時総会、学会賞授与式、評議員会、理事会は、従来どおり、この大会期間中に同会場にて開催される予定です。日程の都合等で難しい場合は単独開催を検討するなど、学会運営に支障のないよう対応いたします。
本大会の運営委員会は幹事学会となる応用生態工学会を中心に3学会のメンバーにて構成されます
(暫定)合同大会実行委員/担当理事:中島敦司,中村華子
日本緑化工学会事務局 office(あっと)jsrt.jp
※(あっと)は@におきかえてください
〒113-0001 東京都文京区白山1−13−7 アクア白山ビル5階
03-3818-8281 FAX 03-3818-8282